ホイールにはゲイルスピードタイプNをセット。レトロなデザインながら、現代の技術で軽く・耐久性のある作りが魅力だという。また、ブレーキも雰囲気を考慮しながら、強化を図っている。APレーシングのキャリパーにサンスターのスリットタイプローターを組み合わせた
18インチと17インチとでは理想のフォークオフセット量が異なる。同社のショートオフセットブラケットではなく、18インチに合うPMCのブラケットでフロントフォークを装着
エンジンには徹底的に手が入れられ、リフレッシュ&パワーアップをはたす。エンジンに手を加えるのはコストはかかってしまうが、信頼性を高めるためにもお勧めのメニューだ
マフラーには現代的なフルチタンのウィンマッコイがセットされている。よりすぐれたパワー特性を重視した結果だ。また、カスタム車としての存在感を高めることにつながっている
雰囲気こそレトロだが、信頼性と性能を高めるために、最新のパーツが多数おごられている。点火系はASウオタニのSPⅡで、理想の点火時期にセットアップされた
ステップは同社がZでベストなポジションを模索して開発したマッコイのステップをセット。後ろすぎて疲れないようにしつつ、アップタイプマフラーの装着も想定されている
リヤショックをオーリンズとし、サスペンション自体の動きをよくするためにレイダウンマウントさせている。なお、スイングアームは同社が開発したマッコイを組み合わせた
往年の雰囲気というオーナーの希望をかなえるため、フロント同様、リヤブレーキもスリットタイプのローターとAPレーシングのCP2696を組み合わせ、レベルアップをはたす
Z750FXが現役だった頃の雰囲気と乗り味を大きく崩さず、安心できかつ楽しめるマシンというオーダーのもと製作いたしました。ポイントとなるのはゲイルスピードの18インチホイール。軽く、耐久性が得られる上、ノーマルホイールに比べタイヤの選択肢が増えるというメリットがある。だた替えるだけではなく適正なディメンションを設定しつつ足回りを強化した。経年劣化が想定される電装系はリフレッシュされエンジンはリフレッシュ＆パワーアップチューニングされる。もちろんオーナーに合わせライディングポジションの修正を図るなど抜かりなくまとめ上げました。
| エンジン総排気量 | 860㏄ |
|---|---|
| ピストン | ワイセコφ69mm |
| キャブレター | ケーヒンFCRφ35mm |
| エキゾーストシステム | ウィンマッコイ |
| 電装系 | ASウオタニSPII |
| オイルクーラー | アールズ |
| ホイール | (F)ゲイルスピード タイプN 2.75-18 (R)ゲイルスピード タイプN 4.00-18 |
| タイヤ | (F)ブリヂストン BT-45 110/80-18 (R)ブリヂストン BT-45 140/70-18 |
| Fブレーキ | キャリパー：APレーシング CP2696 ローター：サンスター マスター：ニッシン ラジアルポンプ |
| Rブレーキ | キャリパー：APレーシング CP2696 |
| Fフォーク | JBパワー・カヤバφ38mm |
| ブラケット | PMC |
| Rショック | オーリンズ |
| スイングアーム | マッコイ |
etc.
