このマシンはエディ・ローソンがAMAスーパーバイクで駆ったZ1000Jをイメージして制作した。製作にあたってのポイントは大きく分けると二つ。一つは往年の雰囲気を演出しながらも、たとえば軽量化を強く意識したマグネシウム鍛造ホイールの採用であり、ブレーキも制動力とコントロール性のバランスを考えた選択を行なっていること。また、よりレベルの高い走りを支えるサスペンションにはJBパワーのフロントフォークとナイトロン製リヤショックを組み合わせ、きっちりセットアップすることで性能を引き出した。もう一つは、エンジン内外のリフレッシュおよび、各電装系パーツの見直しなど、新車と遜色ないコンディションを取り戻すためのメニューが採用されていることだ。雰囲気だけではない、トラブルのリスクを減らし、しっかりとした走行性能を備えた一台に仕上がった。
エンジン総排気量 | 1,105cc |
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ピストン | ワイセコφ73mm |
キャブレター | ケーヒンFCRφ35mm |
エキゾーストシステム | カーカー |
電装系 | ASウオタニ SPII |
オイルクーラー | アールズ9インチ13段 |
ホイール | (F)JBパワー マグ鍛 JB1 2.75-18 (R)JBパワー マグ鍛 JB1 4.50-18 |
Fフォーク | JBパワー |
タイヤ | (F)ダンロップ GPR α-11 110/80-18 (R)ダンロップ GPR α-11 160/60-18 |
Fブレーキ | キャリパー:APレーシング CP3369 ローター:PMC |
Rブレーキ | キャリパー:APレーシング CP3369 ローター:PMC |
ブラケット | JBパワー |
Rショック | ナイトロン |
スイングアーム | オーヴァー |
etc.