どれも同じ車両は一つもありません。基本的なコンセプトは高い信頼性と性能のアップですが、オーナーの求める方向性はさまざまです。当社がこれまでにつちかったノウハウをフィードバックして、オーナーが求める仕様のマシンに仕上げています。このZ1Rオーナーがとくにこだわったのが“軽さ”でした。スーパースポーツモデルを例に挙げてると“軽さ”も高性能であることの要素の一つです。しかし、70年代当時のハイパフォーマンスマシンであるZ1Rではまだ重量を意識して開発されていませんでした。とくにZ1Rはビキニカウルやメーター類がかなりの重量物となっています。そこで、軽量化に重点を置いて製作が進めました。メーターマウントが標準装備されたFRP製のマッコイのビキニカウルと軽量な社外メーター類の投入をはじめとして現代の軽量なアフターパーツを多数投入し、マフラーはフルチタンのウィンマッコイ、ホイールはドライカーボンを使ったBSTをセット。ビキニカウル同様、カウル類はFRP製とし、ガソリンタンクはビーターのアルミ製を採用するなど、大幅な軽量化を達成しております。ただ、軽量化だけを突き詰めればいいわけではなく。ホイールサイズの変更にともなう車体姿勢の適正化やサスペンションの最適化など、押さえるべきポイントは多数あります。それらをキッチリとクリアし、“しっかりと走る”マシンに生まれ変わりました。
エンジン総排気量 | 1,135cc |
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ピストン | ワイセコφ74mm |
カムシャフト | ヨシムラST-L1 |
キャブレター | ケーヒンFCRφ35mm |
エキゾーストシステム | ウインマッコイ |
電装系 | ASウオタニ SPII |
オイルクーラー | アクティブ |
ホイール | (F)BST 3.50-17 (R)BST 6.00-17 |
タイヤ | (F)ブリヂストン S20 120/70-17 (R)ブリヂストン S20 190/50-17 |
Fブレーキ | キャリパー:ブレンボ4ポット ローター:サンスター×マッコイ マスター:ブレンボ ラジアルポンプ |
Fフォーク | ナイトロン |
ブラケット | マッコイ |
Rショック | ナイトロン×マッコイ |
スイングアーム | マッコイ |
フレーム補強 | 12ヶ所 |
タンク | ビーター |
etc.